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中国人の隣人と共に書道を経験するマーシャさん |
このほど、外国人と一緒に楽しむ「お隣さんデー」のイベントが青島市南区珠海路でにぎやかに開催された。ロシア、ポーランド、韓国等からやって来た外国人住民が燕島国際マンション広場に集まり、中国人住民とともに、書道、餃子作り、切り紙細工など初体験の文化を楽しみ、「遠くの親戚よりも近くの隣人」の心情を満喫した。
米国人のサラさんは子どもたちを連れてイベント会場にやって来た。餃子を作り、窓飾りの切り絵に挑戦し、子どもたちは中国の特色あるイベントに引き込まれ、じっと見つめていた。サラさんは記者に次のように語った。「米国でもこうした隣人との交流のイベントが行われますが、中国へ来て、こうしたイベントに参加できて大変楽しいです。国が違い、言葉が違っても、隣人同士が仲良くする気持ちは同じですね」。さらに「切り紙細工は初めての経験でしたが、神秘的で、大変面白かったですよ。コミュニティーセンターに切り紙の先生がいらっしゃるとお聞きしましたので、教えていただき、子どもたちにも切り紙できれいに作品を作れるように教えたいと思います」とほほ笑んでいた。
マーシャさんはロシアから中国にやって来てもうすぐ1年になる。現在、中国海洋大学で中国語を勉強中で、中国の伝統文化に非常に関心を持っている。「餃子が大好きですが、今まで自分では作れませんでした。今日は近所のおばさんに包み方を教えてもらいましたので、これからは皆さんに私が作った餃子を食べてもらえますよ」とうれしそうだった。会場には中国語、韓国語、英語が飛び交い、身振り手振りで交流し、大いに盛り上がっていた。書道教室が開かれていることを知ったマーシャさんは早速、楊乃琛さんから書道の手ほどきを受けた。「隣居和諧」と書いたマーシャさんは「最初の書です。これから練習して美しい漢字が書けるようになりたいですね」と意欲満々だった。 「外国人でも中国人でも、同じ場所に住んでいればみんな良い隣人です。お互いに仲良くなりたいですね」と住民の一人の徐さんが話していた。彼女はいつも家で餃子を作る名人だが、この日は外国人の隣人に自慢の腕前を披露していた。(馬暁婷・文)
人民中国インターネット版 2016年5月13日
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