外交部、中国の南中国海軍事演習を客観的に受けとめてもらいたい

 

外交部(外務省)の洪磊報道官は6日の定例記者会見で「中国側が南中国海で実施する軍事演習は年度計画に基づき行なう通常の訓練であり、関係国が客観的に受けとめることを希望する」と表明した。

報道によると、ベトナム外務省報道官は4日、中国側が南中国海で実施する軍事演習について、ベトナムの主権を侵害し、海上の安全を脅かすものだとして停止を求めた。

これについて洪報道官は「西沙(英語名パラセル)諸島は中国固有の領土であり、争いは存在しない。この軍事演習は中国海軍が年度計画に基づき実施する通常の訓練であり、中国の主権の範囲内の事であり、特定の国を標的にしたものではない。関係国は客観的に受けとめてもらいたい」と表明した。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2016年7月7日

 

 

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