王外相、「南海問題は『二重』思考に戻して扱うべき」 |
第49回東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会合が24日ラオスのビエンチャンで開幕しました。中国の王毅外相はこの日、ビエンチャン入りし、シンガポール、タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオスなどの各国外相と会談しました。 記者の取材を受けた際、王外相は「南海問題は『二重』思考に戻して扱い、今回の会議では中国とASEANの協力に焦点を置くべきだ」と述べました。 王外相はこの中で、「具体的な争議は直接当事者が対話と交渉を通じて平和的に解決するもので、南海の平和と安定は中国とASEAN国家が共同で維持するものだ」として、「『二重』思考で問題を捉えることは『南海各側行動宣言』の規定と合致し、国連憲章を代表とする国際法の精神に合致すると共に、この地域にある各国国民の願いと共同利益に合致するものだ」と述べた上で、「今年は中国とASEANが対話関係を樹立して25周年という節目の年である。最も重要なのは過去25年間の経験をまとめ、新しい25年を切り開くことだ」との考えを示しました。(ヒガシ、謙)
中国国際放送局日本語部より
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