杭州サミットは発展途上国の参加数が史上最多に=王外相

 

王毅外相は3日、杭州G20サミットが、G20の史上で発展途上国の参加数が最も多いサミットになると予想されると述べ、サミットの準備作業は順調に行われており、サミットの成功に自信をもっていると語りました。  

これは、ラオス外相との会談後の記者会見で述べたものです。王外相は「中国は最大の発展途上国だ。発展途上国の正当な権益を維持・発展させることは、中国の果たすべき責任と義務だ。従って、中国はASEAN議長国であるラオス、アフリカ連合(AU)議長国チャド、アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)議長国セネガルとカザフスタン、エジプトの代表的な2つの発展途上国をサミットに招待した。77ヵ国グループ(G77)議長国のタイもサミットに参加する意向を示している。本サミットは、G20歴史上、発展途上国参加数が最も多いサミットになる見込みで、もっと代表性と包摂性のある構成になっている」と語りました。

 また、「中国はG20議長国に就任して以来、貿易、エネルギー、就職と農業の閣僚級会議をそれぞれ主宰し、ビジネス、青年、婦女、労働、シンクタンクや民間社会など、各分野の代表と幅広く交流し、杭州サミットの開催に重要な基礎を築いてきた。サミット開催までちょうどあと一ヵ月となり、様々な準備作業がカウントダウンに入る。中国はサミットに向け、すでに十分な準備を整えている」としました。(怡康、む)

 

中国国際放送局日本語部より

 

 
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