B20政策提言報告をG20サミットに提出へ |
G20ビジネスサミット(B20)2016組織委員会は10日、北京で開いた第2回記者会見で、今年の「B20政策提言報告」(略称「報告」)をすでにまとめ、9月3、4両日に開催されるB20杭州サミットで正式にG20サミットに提出することを明らかにした。人民日報が伝えた。 「報告」は世界のビジネス界を代表して4分野、20件の政策提言を示している。B20調整者、組織委員会副主任の于平氏によると、G20サミットのテーマと議題をめぐり、今年のB20は「成長方式のイノベーション」「より効率的な世界経済・金融ガバナンス」「力強い国際貿易・投資」「包摂的・連動式発展の推進」について政策を提言。「報告」にまとめ、G20が世界成長の対策とグローバル・ガバナンスを打ち出すための提言を示している。 これらの提言は世界経済の重要な問題に合致し、当面の緊急対策とともに長期的な根本的解決策も打ち出し、国際ビジネス界の一致した関心を反映している。報告の起草過程では中国企業156社が各議題の作業部会に参加した。これは全体の30%にあたる。中国側が主導して打ち出した世界電子取引プラットフォーム、G20スマートイノベーション・イニシアティブ、世界のインフラのコネクティビティ強化、世界の投資政策環境の整備といった政策提言は世界経済の回復と発展の推進にとって重要な意義があり、国際ビジネス界から幅広い支持を得た。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月11日
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