アルゼンチン専門家「杭州サミット グローバルガバナンスに対応策を」 |
G20第11回サミットがまもなく中国南部の杭州市で開催されます。アルゼンチンはG20 の重要なメンバーです。今回の会議について、アルゼンチンの専門家は、「中国は世界経済発展のために重要な貢献をしており、杭州サミットが世界経済管理のために効果的な対応策を打ち出すことを期待している」と述べました。 アルゼンチン国家戦略研究院のカストロ院長は「G20 杭州サミットは複雑極まる国際情勢を分析し、G20 輪番主席国の中国に導かれてグローバルガバナンスに解決策を見出すことになる」とした上で、「現在、グローバルガバナンスは主に二つの試練に直面している。まず、世界各国が世界経済の持続的可能な発展を促していくことに力を尽くしていること。次は、この目標を実現する過程で生まれた矛盾、特に先進国が途上国にもたらしたマイナスの影響をいかに対応していくかということだ。中国に導かれて、G20はこれらの問題を解決する解決策を見出したい」と述べました。 また、アルゼンチンとアジア研究センターのグスタボ・ギラド教授は、「G20 枠組の下で国際新秩序の構築と世界各分野での協力を推進していくことを期待したい。例えば、前回のトルコサミットで世界のテロ取締りについて達成した合意を着実に実施していく。この他、中国が提唱した科学技術イノベーションの推進と教育レベルの向上は世界経済の成長と持続可能な発展に役立つと思う」と述べました。(hj Kokusei)
中国国際放送局日本語部より
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