各国メディア、中国の姿勢を評価

 

習近平国家主席はG20杭州サミット期間中、世界経済の課題に対応するための処方箋を打ち出し、大国としての責任を示しました。これは各国メディアに報道され、評価されています。  

ロシアの通信社「スプートニク」は中国の学者の話を引用し、「今回の杭州サミットで、中国は世界経済の難題に対して、どのように診断し、どのような処方を出せばいいかについて見解を出した。しかし、効果には個体差が出てくるだろう」と伝えました。

シンガポールの新聞「聯合早報」は6日、社説を発表し、「杭州サミットは国際世論の焦点を中国に当て、ますます重要になっている中国の国際的地位をアピールした。今回のサミットが中国の外交における意義は大きいものであり、中国の国際的影響力と大国としての責任を担う意識が反映された。これは改革開放によって各分野で積み重ねられてきた成果とそれによる自信からきたものだ」と評価しました。

BBCの報道では「世界の主要国の指導者が5日、マクロ経済政策の協調に関する共通認識に達した。中でも中国の習近平国家主席が、経済成長を促進するために、金融や通貨手段だけでなく、イノベーションの重要性も訴えた」と伝えました。

フランスのAP通信などのメディアは、オランド大統領の話を引用し、「杭州サミットは各分野で成功を収めた。特に世界経済や貿易の推進、気候変動への対応などで重要な合意を達成した」と報道しました。(鵬、星)

 

中国国際放送局日本語部より

 

 

 
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