OLEDの車窓を指先でタッチする乗客

  このほど、世界的に注目されている軌道交通展―2016年ドイツ・ベルリン軌道交通技術展覧会がベルリン国際エキシビションセンターで開催され、中車青島四方機車車両株式有限公司、中車青島四方車両研究所有限公司が全世界に向けて、中国製の軌道交通のハイエンド装備の核心部分を披露した。その中で、中車四方が展示したインターコンチネンタル高速列車は未来のデザインの趨勢を先取りしていた。また中車四方が展示した新時代の乗客情報システムは世界の高速列車が「スマート列車時代」に入ったことを物語っていた。

  中車四方が今回の展覧会で展示した新時代の情報システムは高速列車を高度に情報化した「スマート列車」にレベルアップさせ、これは高速列車がインターネット、タッチパネル時代に入ったことを示している。スマート列車の車窓にはOLED（有機発光ダイオード）のタッチパネルが使用され、随時、各種画像、文字情報を伝達できる「マジックミラー」になっており、乗客は指先で車窓をタッチすることによって、列車のスピード、到着時刻などの運行情報を見ることができる。また座席にアミューズメントシステムが付いており、乗客はVTRを見たり、ニュースを読んだり、ネットショッピングを楽しんだりすることができる。また鉄道会社側は車載無線局やネットシステムから、利用者数を把握し、利用者の利用傾向を分析し、デザインの更新に役立て、乗客の満足度を向上させることができる。（文：林剛）

人民中国インタネット版　2016年10月6日