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乗り継ぎエリアの出入国審査所で審査する係官と乗客(写真・傅学軍) |
9月20日、青島空港出入国審査場の国際線乗り継ぎエリアがオープンした。北京発福岡行きMU535便が青島空港に着陸し、国際線乗り継ぎ客の第一陣が斬新な乗り継ぎエリアに入り、ここで出国などの関連手続きをスピーディーに終えて、福岡へ向かった。これは青島市が実施している国際化都市発展戦略、国際都市サービスシステム整備の新たな政策の一環である。今後、空港を出入りする旅客はスピーディーな乗り継ぎ、スムーズな通関を新体験でき、通関時間を約20分節約できる。
新たにオープンした乗り継ぎエリアは9号ブリッジにあり、CIQ(通関・出入国・検疫)の手続きを「一括方式」で済ませることができ、国際旅客の通関効率が大幅に向上する。国際線乗り継ぎエリアがオープンしたことによって、徐々に増便が行われ、段階的に新路線も開設されるそうだ。最初に利用した便の中には中国東方航空の北京‐青島‐福岡往復便と西安‐青島‐大阪往復便も含まれていた。9月29日に、サンフランシスコ、メルボルンを結ぶ国際線が開設されると、乗り継ぎエリアの完成によって、乗り継ぎ客の利便性が高められた。11月から、乗り継ぎエリアを利用する便は7便になる。(文:周建亮)
人民中国インタネット版 2016年10月8日
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