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東方航空が開設した山東省初の北米直航路線の青島‐サンフランシスコに就航したA330型機(写真・傅学軍) |
9月29日、東方航空の青島‐サンフランシスコ直航MU767便と首都航空の青島‐メルボルン直航JD461 便が離陸し、青島空港が国際直航路線を2本増設したことによって、青島国際都市戦略のプロセスはさらに大きな歴史的な進展を見た。
青島‐サンフランシスコ線は東方航空のA330 大型旅客機で運航され、MU767 便として、毎週火木土の午後1時に青島を離陸し、翌日午前9時5分(現地時間)にサンフランシスコに到着する。折り返し便はMU768便として、毎週火木土の午前10時45分(同)にサンフランシスコを離陸し、翌日午後2時10分に青島に到着し、フライト時間は約11時間。
この路線に使用されるA330 型機にはビジネスクラスが30席用意され、「ライ・フラット・シート」が採用されている。シートの角度が180度に出来るようになっており、また左右に遮蔽板が付いており、乗客のプライバシーに配慮している。同時にさまざまな形のプラグ、USB差し込み口があり、乗客は安心して充電できる。この他、エコノミークラスにも個人用のエンターテインメントシステムが用意されており、乗客が長時間フライトに退屈しないように工夫している。
年初以来、青島空港とフランクフルト、メルボルン、サンフランシスコを結ぶ国際直航3路線が開設された。計画では12月30日には青島‐バンクーバー航路が開設され、青島と「ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア」3大陸を結ぶ空中ドッキングが実現する。(文・周建亮)
人民中国インターネット版 2016年10月14日 |