各地から青島に流入して来た多くの書物は張錚夫が目を通していた。所蔵していた大量の著作は青島市図書館に寄贈された。
張錚夫は青島の名門に生まれ、青島の礼賢中学で学び、平原路8号の小さな建物に一貫して住んだ。青島の文学、歴史学者の魯海は市図書館に奉職した先輩であり、加えて同業の書誌学に長じていた先輩に対して、著書『書林擷枝(しょりんけつし)』の中で、この蔵書大家の多くの事績を紹介している。
人民中国インターネット版 2016年11月7日