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11月16日早朝、青島北駅で待機している青島‐栄成間の始発列車(写真・邢志峰) |
11月16日、青島、煙台、威海等の山東省沿海都市を結ぶ最初の都市間高速鉄道-青栄都市間鉄道が全線開通し営業運転を開始した。
この路線は全長302.757キロで青島北駅を起点に沿線の14駅を経由して威海栄成市まで。当初の営業運転速度は時速200キロで、「C字」型列車18往復を運行し、その内、ピーク時が3往復、週末は3往復。始発は午前6時、終発は午後6時20分で、乗り合いの自由席方式で運行される。
同路線が全線開通したことによって、青島、煙台、威海の都市間の時間的距離は大幅に短縮され、青島市を中心とした「1時間交通圏」が確立した。またこの路線は山東省の「ブルー経済地帯」を貫通するために、山東省の沿海地区と内陸地区の往来が迅速になり、沿線産業構造のレベルアップ、最適化と地域経済の発展に新たな活力を注入した。また、高速鉄道網の整備によって、沿線の観光開発の進展、レベルアップにも貢献するだろう。(文・沈俊霖)
人民中国インターネット版 2016年11月28日
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