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球場でサッカーボールを必死に追う子供たち(写真・周光輝) |
11月22日、教育部(省)は全国的に学校サッカー改革「青島モデル」の推進に着手した。青島市は学校サッカー改革実験区指定を突破口に、小中学生の身体的な資質向上を図り、全市小中学校の3分の1を占める302校をサッカー特色校に指定した。その内83校は国家級のサッカー指定校であり、計画単列市(省都ではないが国家計画に単独で表記される重要な市)では第1位。
青島市は2015年に全国青少年学校サッカー改革実験区に指定され、翌年、「青島市全国青少年学校サッカー改革実験区実施プラン」を打ち出し、学校サッカーを市教育局の発展計画に盛り込んだ。ここ2年間に4.6億元(約69億円)をサッカー場450個の建設あるいは改造に投入し、6000万元(約9兆円)を学校サッカー育成事業に投入した。
青島市は学校サッカーの課程を強化し、その普及に力を入れている。目下、青島市内の小中学校は毎学期少なくても10校時のサッカー課程を組み、特色校は20校時を下回らない。4クラスのリーグ戦を設け、青島市青少年サッカー試合を制度化し、学校サッカーのレベルを向上させる。また青島市は小中学生予備人材の募集、専門的な選抜、テスト方法と基準を制定し、一般の大学サッカーチームの確立を支援し、学校サッカー発展の人材の層を厚くする方針だ。(文・劉淼)
人民中国インターネット版 2016年12月5日
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