流森健吉 

　今回の旅行日程を開いたとき、北京・上海・揚州の各都市は、どれも私にとって初めての場所ばかりで、とても嬉しくなりました。また、全国から集まった訪中団のメンバーはどんな人たちだろうかとドキドキしていました。

　この度の訪中で最も印象に残ったことは、多くの人々が口にしていた「中国と日本はこれから助け合っていく運命にある」という言葉です。このような意味の言葉をたくさんの人が形は違えども口にしていたと思います。レセプションや交流会で、中日の未来を熱く語ってくださった方々を見る度に、「こんなにも中日関係について真剣に考えている人々が、なんと多くいることか」と深く感心しました。確かに現在は中日の関係が良好とは言い難いかもしれませんが、こうした中日の友好に対する想いがある限り、未来は開けていると確信しました。

　また、今回のPanda杯を通して受賞者をはじめとする多くの友人ができたことに感謝しています。1週間の旅行を楽しく終えることができたのは、尽力してくださった人民中国雑誌社、日本科学協会の方々はもちろん、ともに学んだ18名の朋友のおかげでもあると思います。この付き合いをこれからも大切にしていきたいと思います。

　最後に、一生の思い出に残るこのような機会を与えてくださった、人民中国雑誌社、日本科学協会、駐日中華人民共和国大使館、各関係者の方々に感謝しています。本当にありがとうございました。

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