村上恵理

今回は私にとって2回目の訪中でした。現在中国語を勉強する自分にとって、初めてのパンダ杯での日中交流はかけがえのない思い出であり、中国語学習への大きな原動力となっていました。その当時はまだ中国語学習を始めたばかりで、訪中の際も中々中国語を使うことができませんでした。しかし前回中国に訪れた時、現地の中国人のあたたかいもてなしや、友人との出会いなど忘れがたい思い出を築くことができ、来年は更に飛躍をすることを誓い、現在に至りました。

幸運にも、自ら勝ち取ることができた2回目のパンダ杯。訪中2日目に伺わせていただいた人民中国社員宅では、人民中国の社員さんが人生で味わったことのないほどの美味しい中国料理をたくさん振舞ってくださりました。ほぼ初対面である私たちに、お家にまで招いてくださり、前々から準備をして、とっておきの手料理で歓迎してくださった。これほどまで歓迎をしてくださった真心に、ただただ感動してなりませんでした。私はたまたま2回、パンダ杯訪中旅行に参加することができましたが、正直、次はいつお会いできるかもわからないですし、もしかしたら二度とお会いできないかもしれません。そう思うと、一人一人との出会いがたまらなく愛おしく感じられました。今回の訪中旅行では、たくさんの中国人のあたたかさに触れました。例えば、ホテルを清掃してくれる方とのやりとりであったり、空港で一人困っている際に助けてくれた中国人のスタッフ。中国人民大学の討論会の後、突然出会い、すぐ仲良くなり、別れ際中国のお土産をくださった女の子。その一つ一つの出会いが一期一会で、今も思い出しては心があたたかくなります。

また、今回の訪中旅行で、自身の中国語能力も試すことができました。まだまだ自分の中国語能力なさを痛感させられた旅でもありましたが、益々中国語学習へのおもいは高まるばかりです。1年後、2年後、3年後、そして10年後への飛躍を誓い、またパンダ杯メンバーと会えること、そしてまた、あらたな中国への発見をし続けられるように努力していきます。このような機会をくださったパンダ杯に感謝です。

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