門馬涼

　私にとって、今回の訪中が中国を訪れる最初の出来事でした。

　中国に行く前は、連日メディアを通じて報じられる様々な日中関係のニュースを見て、正直、中国の人や国自体に好印象は抱いていませんでしたし、不安でいっぱいでした。

　しかし、それは私の先入観だけにすぎませんでした。

　実際に中国の学生との討論会や、中国人の家庭を訪れて食事を頂いたり、街の人々との交流を通して、中国の人々は勤勉で非常に真面目だということに気づくことが出来ました。

　先入観を捨てて、自らの足で中国を訪れて、自らの目で普段見ることの出来ない景色を見て、沢山の大切な事を吸収する事が出来ました。

　『大切なこと』

　それは、人との繋がりから得られる幸せです。

　パンダ杯を通して、日本各地の様々な年齢層の人と出会い、国境を越えて中国の人々とも出会うことが出来ました。そして、その出会いから沢山の幸せを得ました。

　これまでの考え方や価値観が変わり、中身が大きく成長したと感じる素敵な一週間でした。

人民中国インターネット版