厳格な党内統制求める | ||
10月24日から27日まで、中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が北京で行われた。 6中全会は、習近平総書記が中央政治局の委託を受けて行った活動報告を聞き取り、議論を行い、「新情勢下の党内政治生活についての若干の準則」「中国共産党党内監督条例」を審議し通過させ、また「党の第19回全国代表大会の開催に関する決議」を審議し通過させた。
6中全会は、中国共産党第18回全国代表大会(18回党大会)以来、習近平同志を核心とする党中央が身をもって努力して実行し、率先垂範し、厳格な党内統制をゆるぎなく推進し、思想による党建設と制度による党内統制を結び付けることを堅持し、集中的に党風を正し、腐敗を厳しく取り締まり、党内の政治環境を浄化し、党内の政治生活に新たな情勢が見られ、党心・民心を勝ち取り、党と国家事業の新局面を切り開くために重要な保証を提供していることを一致して認めた。 6中全会は、中国共産党が党内政治生活を展開する歴史的経験を総括し、全面的、厳格な党内統制が直面する情勢と目標を分析した基礎の上に、「中国の事柄をしっかり行うには、鍵は党にあり、鍵は党が党を管理し、厳格な党内統制をすることにある」ことを認めた。これは中国共産党が政権担当の試練、改革開放の試練、市場経済の試練、外部環境の試練という四大試練を受けられるかどうか、精神の怠慢、能力不足、民衆からの遊離、消極・腐敗という四大危険を克服できるかどうかに直接的に関係している。 袁峰・上海市党委員会党学校科学社会主義教研部副主任は、95年の光栄ある歴史を有する政党に、中華民族の偉大な復興の歴史的使命をよりよく担うようにさせるなら、各級の党組織と幅広い党員は必ず習近平同志を核心とする党中央の強固な指導の下で、初心を忘れず、前進し続けることが求められると述べている。 「党内政治生活を1㌢緩めれば、党員幹部の隊列は1㍍ばらばらになる」と、海南省瓊海市から参加した1985年以降生まれ世代の柳俊・末端党員幹部は深い感慨をもって語った。「『厳しさがあれば恐れる』で、これは制約・束縛でありまた保護でもある。新たな党内政治生活準則と党内監督条例は、末端党員幹部にレッドラインがどこにあるかを示し、人民の公僕という言葉の含意をよりはっきりと分からせている」
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