|
上空からみた青島クルーズ船母港の全景 |
山東省政府はこのほど、青島国際クルーズ船港C1バースと出入国検査ホール検査付属施設の供用開始を認可した。これは青島国際クルーズ船港が正式に対外開放されたことを象徴している。
2015年5月に試験開港して以来、内外の大型船企業傘下の国際クルーズ船が続々青島に上陸し、青島のクルーズ船港の「大型船時代」が幕を開けた。これまでに、受け入れた旅客は延べ12万人を超え、125便のクルーズ船が運航に成功した。これは青島が中国内地クルーズ船港の中で、開港初年度における営業運航回数と受け入れ旅客数が最多の港湾になったことを意味している。
青島国際クルーズ船港は中国内陸部唯一の市街地のクルーズ船埠頭であり、三つのクルーズ船専用バースと6万平方メートルの旅客輸送センターを含み、岸壁総延長は966メートル、設計通関能力は毎時延べ4000人、年間受け入れ旅客は延べ150万人以上を計画し、世界最大のクルーズ船の全天候停泊の条件を備えている。その中で、最大のC1バースは目下、世界最大のクルーズ船である22.7万トン級の「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」が停泊できる中国内陸部唯一のクルーズ船バースだ。(文・劉振興)
人民中国インターネット版 2016年12月29日
|