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地下鉄11号線に投入される車両の内部 |
このほど、即墨市の地下鉄11号線大田車両区で、4両編成のB型車両が門形ジブクレーンを通過し、在来軌道上に静かに吊り下ろされたことに伴って、同車両区は初めて地下鉄車両を受け入れた。これは地下鉄11号線の機動車用への手直しが始まったことを意味している。さらに、地下鉄11号線の建設と手直し実験が同時実施され、今年年末前に開通する基礎ができたといえる。
11号線の車両にはB型車両が採用され、ステンレス製ドラム型車体の4両編成で、最大積載定員は1200人余。現在、国内で営業運転中の地下鉄は時速80キロが主流だが、11号線に投入される地下鉄車両の最高時速は120キロで国内地下鉄最速となる。ここで言及しておくべきなのは、この列車はバッテリー牽引の機能を備えており、300メートル以上牽引でき、車両区の出入りや本線上の短距離走行に大いに便利なことだ。青島地下鉄集団副総工程師の羅情平氏は「列車の車体は高性能、無塗装のステンレス製であり、耐用年数は30年に及び、高強度、耐食、グリーン環境保護等の特長を備えている」と語った。また、この車体の溶接にはレーザービーム技術が用いられ、この新技術によって、ステンレス構造の密閉性と全体的な強度を高め、車体の流線型と外観の美しさを際立たせている。(文・周建亮)
人民中国インターネット版 2017年2月7日
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