雷軍代表:「一帯一路」のチャンスをつかみ、中国科学技術企業の国際化を推し進める

文=王哲

今年5月14日から15日に北京で開催される「一帯一路」国際協力サミットフォーラムは国内外から高い注目を集めている。全人代代表、小米(シャオミ)科技最高経営責任者(CEO)の雷軍氏はインタビューで、中国の科学技術企業はこの歴史的なチャンスをつかみ、基礎力を磨き、積極的に海外に出て、国際化を進める過程で遭遇する数多くの問題を系統立てて解決し、「走出去」(対外展開)戦略のアップグレード版をつくらなくてはいけないという考えを述べ、次のように語った。「中国のハイテクノロジーおよびインターネット企業の発展の歴史を俯瞰すると、独自の知的財産権と国際的な知名度を持つ中国企業がますます多く発展し、勃興し、世界経済の舞台で欠かすことのできない重要な役割、ひいては引率する役目を負う存在になっている。IoT(モノのインターネット)やモバイル決済を代表とする新興産業は欧米よりはるかに進み、世界を導く驚くべき成果を収めた。しかし制度、言語、文化、政治などのさまざまな要素の影響を受け、多くの中国企業が国際化の海を順調に渡れず、数々の困難な状況に陥り、道を阻まれている」 

雷氏は、中国はインターネット、IoT、ビッグデータ、人工知能などの技術に基づく製品とサービスを「一帯一路」インフラ建設の重要な構成要素にして、「例えばアジアを頼りにし、率先してアジアの国々に共同建設の能力を輸出し、ハイテクノロジーの分野で沿線諸国が共に繁栄し、協力・ウインウインの関係を築き上げる」よう提案した。

 

(『中国報道』より)

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850