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きらきら輝く青島浮山湾 (写真・高瑞傑) |
青島市は著名なツアー・レジャー景勝地であり歴史文化都市だ。特に市南区は、史跡、観光資源が豊富で、文化的な蘊蓄(うんちく)に富んでいる。ここは天然のファッションのキャリアーであり、ファッション産業の発芽に適した土壌だ。そのうえ、市南区では実際にファッション産業が発展し、ファッション関連の要素が集まり、ファッショナブルなムード作りなどの面で効果が著しく、すでに初歩的に中国北部のファッション都市の基礎的な条件を備えている。
これを基に、市南区は華北、山東省、青島市の広域な紡織品・アパレル、電子デジタル、貴金属類の生産基地であることを基礎に、「2センター1基地」―ファッション消費体験センター、ファッション資源配置センターとファッション産業の起業基地を打ち出していく。2020年に、ファッション産業における主導的な地位を確立して、基本的に北方のファッション街の枠組みは形成する。
ファッション消費体験センターは、主に市南区のファッション消費関連企業の集積とファッション消費者層の集中等を基礎に、青島市を訪れる観光客および山東省、青島市の地元のファッション消費需要に焦点を合わせ、「ファッション+ビジネス」「ファッション+旅行」に力を入れ、強度に力を入れてハイセンス広場、百麗広場、万象城などをリードして、ブランドを集め、イベントを増やし、業態を多元化し、インテリジェント、イノベーションにあふれたファッション消費を体験でき、ファッション・エクスビションのキャリアーとして整備し、さらに市南区をファッション・ショッピングのランドマークの地位を強化する。
ファッション資源配置センターは、主にファッション資源配置を基礎に、経済、国際貿易を推進する本部として、充分にファッション消費体験に対する指導的な効果を発揮し、力を入れることは全市各区の市、山東省、全国市場および北東アジア地区に向かって、強大な放射力と支配力を持つファッション貿易、ファッションデザイン、ファッション資本、ファッションメディア、ファッション人材、ファッション製造などの戦略的、機能的な資源配置プラットフォームにして行く。
ファッション産業の双創(「大衆創業、万衆創新」の略で「大衆による起業、民衆によるイノベーション」)基地は、「ファッション+暮らし」「ファッション+文化」「ファッション+旅行」に依拠して、良好なイノベーション、起業の環境形成に力を入れ、中国北方で最も創意があり、最も個性的で、充分に海洋ファッションを体現し、海外と本土とのコンビネーションなどの特色のあるファッション都市のブランドを目指し、多くの創造的な人材が「双創」に取り組める基地にすることを目指す。(文・張華)
人民中国インターネット版 2017年3月15日
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