ボアオ・アジアフォーラム2017年度年次総会が3月23日から26日までの4日間、海南省の博鰲(ボアオ)で開催される。
同省の外事華僑事務弁公室の王勝主任によると、今年はフォーラムの開催に合わせて海南省をテーマにした13のイベントを催す予定。昨年に比べると一段と簡素化され、実務的な内容となっているという。
◇国の政策に沿った外交を継続するとともに、新シルクロード経済圏構想「一帯一路」の建設に緊密に連携し、地方の経済と社会の発展を促進する。◇P2P(インターネット上で個人間の融資を仲介するソーシャルレンディング)企業の誘致を強化し、産業振興やプロジェクト協力を促進する。◇フォーラムという場を存分に活用し、開催地としての海南省の魅力をアピールする、――などがテーマとなっている。
「21世紀海上シルクロード島嶼経済」、「2017年中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)省市長対話」といった政治外交に関する分科会が設けられる予定。また、海南省の主要12産業の振興をめぐる「2017年第2回ボアオ・ヘルスフォーラム」や、楽城医療ツーリズム先行区に関する「2017年ボアオ楽城ヘルス産業フォーラム」、「主要企業家朝食懇親会」などのイベントのほか、国務院華僑事務弁公室と共同で「華僑指導者と華人シンクタンク円卓会議」が開催される。
このほか、パンチェン・ラマ10世を描いたチベット宗教画、タンカの展示会や、海南省の伝統料理や食文化を紹介するイベント「海南風情美食園」等も開催される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月22日 |