店子国家農業公園の完成予想図

　全国初の国家農業公園―青島店子国家農業公園はこのほど、青島平度で定礎式を行い、正式に着工した。国家級郷村観光のモデル地区造成を目標とするこのプロジェクトの総計画面積は172平方キロ、総投資額は約70億元（約1190億円）。そのうちの中核モデル地区の第１期工事部分は2018年に建設を終え、一般公開する。

　平度店子鎮に位置する青島店子国家農業公園は、「一横一縦三区」協同の空間的配置として計画され、そのうち「一横」は双山河をメーンとする農耕文化体験ゾーンを指し、「一縦」は省道219号を骨格とする現代農業展示ゾーンを指す。「三区」は総合体験を主とするメーンモデル区、農業が支援する産業の誘導区、連携発展を特色とする放射連動区の三つ。メーンモデル区の第１期工事は深圳市鉄漢エコ環境株式有限公司と平度市政府との官民パートナーシップ（PPP）方式で建設され、計画投資額は5億元（約85億円）で、2018年に竣工、公開される予定だ。 （文・周偉）

人民中国インターネット版　2017年3月21日