今年1-3月の青島空港の乗降客数は延べ507.43万人、発着便数は延べ4.06万便で、伸び率はそれぞれ14.62％、5.02％だった。そのうち、国際線、アジア地区線の乗降客数は延べ78.8万人、前年同期比7.4％増で、それぞれ記録を更新した。

  国内線の行き先別では、北京、上海、広州、ハルビンなどの路線の利用客数が比較的多くなっている。伸び率から見ると、東北地区の瀋陽、南西地区の昆明、成都は強含みで、国内線の平均伸び率を上回っている。国際線では、北アメリカ市場の伸び率が最高で、194％に達した。青島空港関係者によると、これは主に昨年開設されたバンクーバー、サンフランシスコなどへの直航便の効果が大きいそうだ。

  昨年、青島空港は4本の大陸間直航便を開設し、それぞれ青島-フランクフルト、青島-サンフランシスコ、青島-メルボルン、青島-バンクーバーで欧州、米州、オーストラリアの地域拠点都市間の直航便を実現した。今年に入って、大陸間直航航路の市場効果が加速度的に発揮されている。1-3月の青島-フランクフルトは延べ1万2135人で、前年同期比164.73％増、青島-サンフランシスコは延べ6492人、同363.71％増、青島-メルボルンは延べ1万2078人で、搭乗率は70.66％だった。 （文・周建亮）

人民中国インターネット版　2017年5月4日