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青島救急体制に初めて組み込まれた「ドクターヘリ空中120」 |
5月3日午前、医療ヘリ導入を記念する青島市航空救急医療の開始式が青島市120救急センターで行なわれた。これは全省初であるのみならず、国内初の救急センターと民営航空機関の協力プロジェクトだ。
民間資本との協力によって、今年1月12日、医療専門ヘリコプター1機が市120救急センターに配備された。5月3日、青島市救急センター、市立病院、市第3人民病院がヘリを保有する金滙通用航空有限株式公司(金滙通航)とそれぞれ契約を結んだ。ヘリは以下の三つの状況下で空輸と空中救援活動に出動する。①救急車の到達が困難な地域あるいは重大交通事故が発生した高速道路や橋梁②事件、事故の発生場所が僻遠で、救急車がすぐに駆けつけられず、しかも病人が緊急治療か最寄りの病院に搬送する必要としている③緊急救援が必要、あるいは重篤な患者がいる。
現在、青島市内10区に110余の市救急ステーションが設置され、そのうち市区には22ステーションある。今年、青島市は市区でさらに8カ所の救急ステーションを新設する。来年から4年の間に、青島市は毎年、計画的に救急ステーションを増やし、常住人口4万に対して1カ所の救急ユニットを確保する。 (文・隋峻)
人民中国インターネット版 2017年5月18日
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