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GC32双胴水中翼ヨットの色とりどりのセールが浮山湾をより鮮やかに彩った |
5月1日、4日間の日程で、2017国際エクストリームセーリングシリーズ青島大会はすさまじい大波が押し寄せる青島浮山湾で開幕した。激烈な戦いが展開された17試合を経て、これまでアメリカカップで2度チャンピオンとなり、エクストリームセーリングシリーズで3度の総合優勝を果たした名門チームであるスイス・アーリンギチームが184ポイントを獲得して、他の6チームを圧倒し、難関を突破して、2年連続青島大会の最高の表彰台に立った。イギリスのBAR学院チームは173ポイントで第2位、オマーン航空チームとデンマーク・SAPチームは168ポイントで同点だったが、オマーンがわずかに優勢で第3位になった。
24歳の青島出身で中国セーリング界の新星・劉学が艇長を務める中国チームは最下位にとどまったが、第1レースで29.8ノット(時速約55.19キロ)の瞬間航行速度を記録し、最速航行賞を獲得した。
多数の市民や観光客がオリンピックセーリングセンター、五四広場などから、「海上のF1」のスピードと熱闘を間近に観戦した。壮観なGC32双胴水中翼ヨットが、時に猛スピードで、時に瞬時に転針し、時に水面から飛び上がり、絶えず現場の雰囲気を最高潮に盛り上げていた。
今シーズンのエクストリームセーリングシリーズは合計8大会で競われ、青島大会はオマーン・マスカット大会に継ぐもので、試合は今後、ポルトガル領マデイラ諸島、ドイツ・ハンブルグ、イギリス・カーディフ、アメリカ・サンチアゴ、メキシコのロス・カボスなどの景勝地を転戦する。終了した2大会の結果、スイスチームが合計23ポイントでトップ、デンマークチームが21ポイントで第2位、オマーンチームは20ポイントで第3位に付けている。
これは青島で7年連続開催されてきた国際セーリング連盟(ISAF)の5大セーリング競技会の一つとしての国際大会だった。
人民中国インターネット版 2017年5月18日
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