このほど、C40 世界大都市気候先導グループから青島市に対してC40正式メンバー指定を通知してきた。
C40は国際的な都市の気候変化に取り組む組織であり、世界的に広範な影響力を持ち、都市の温室効果ガス排出削減、気候変動リスクの低減、気候変動の試練に対応して、都市住民の健康、福祉の向上と経済機会の拡大に全力を上げている。現在、北京、上海はC40オブザーバー都市、青島、武漢、深圳、広州はメンバー都市で、他のメンバー都市にはロンドン、パリ、ニューヨーク、リオデジャネイロ、東京などが含まれる。
青島はC40などの国際機関とともに7つの方面での国際協力に重点を置く。具体的には以下の7項目である。①温室効果ガス排出の総量規制ルートと関連政策研究②温室効果ガスのリスト編成および能力の構築③都市の気候変化に適応した研究企画と行動計画④グリーン金融研究⑤気候変化の戦略研究および排出量取引能力の構築⑥低炭素パークとゼロ排出パークの研究と構築⑦都市グリーン交通。C40、米国環境保護協会、米国ロッキー・マウンテン研究所は、計画的に、募金、関連研究機関やネットワーク内の都市を組織し、中国国家発展改革委員会エネルギー研究所、国家気候戦略センター、中国人民大学などの機関と連携して、共同で青島市の7方面の事業展開をサポートすると言われている。(文・林剛)
人民中国インターネット版 2017年5月30日
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