香港祖国復帰20周年大会・香港特別行政区第5期政府就任式典が開催 |
習近平国家主席が重要講話
香港祖国復帰20周年大会及び香港特別行政区第5期政府就任式典が1日午前、香港のコンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催された。人民日報が報じた。 同日午前9時に、20周年大会・就任式典が始まると、出席者全員が起立し、中華人民共和国の国歌を斉唱した。 そして、習近平国家主席が見守る中、香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が就任の宣誓が行われた。林鄭行政長官は、中華人民共和国の国旗と香港特別行政区の区旗に向かって右手を挙げ、同特別行政区の基本法に基づいて、厳粛に宣誓を行った。宣誓が終わると、習主席と林鄭行政長官は固く握手した。 続いて、習主席が見守る中、香港特別行政区第5期政府の主な高官らが林鄭行政長官の指揮の下、就任の宣誓を行った。宣誓が終わると、それら高官も習主席と一人ずつ握手を交わした。 そして、林鄭行政長官が見守る中、香港特別行政区の行政会議の成員が就任の宣誓を行った。 そして、熱烈な拍手が起こる中、習主席の重要講話が始まった。習主席は、「ここ20年、香港で『一国二制度』が実践され、世界公認の成功を収めている。祖国の懐に戻った香港は既に、中華民族の偉大な復興の壮大で長い旅路に溶け込んでおり、繁栄と安定を保っている。先駆的な事業である『一国二制度』は、実践しながら探求を続けなければならない。現在、『一国二制度』が香港で実践される過程で、新たな状況、新たな課題に直面している。それら課題を解决し、香港の住民の素晴らしい生活への期待を満たすために、香港の各事業が前へ向かって発展するよう継続的に促進しなければならない。詰まるところ、定まった方向へ向かって、一歩一歩進み、『一国二制度』の方針の全体を正しく理解し、実施しなければならない」と指摘した。 そして、「『一国二制度』は、中国の偉大な試みで、中国は、国際社会に同様の問題を解決するための新たな思考、新たな方法を提供している。中華民族は世界の平和と発展のために新たな貢献をし、無数の川を納める海のような寛容さを持つ中国の知恵を凝縮させている。『一国二制度』の方針を堅持し、その実践を深化させることは、香港の住民の利益、香港の繁栄、安定のための実際の必要、国家の根本的な利益、全国民の共通の願いに一致している。中央は『一国二制度』の方針を徹底的に実行し、以下の2点を堅持する。まず、確固不動とし、変わることも、動揺することもない。次に、全面的且つ正確性に、『一国二制度』が香港で実践される過程で、形を崩したり、変形したりすることなく、常に正確な方向へ向かって前進するように確保しなければならない」と強調した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月2日
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