|
1907ムービークラブで発表された「映画の都・青島宣言」(写真・周光輝) |
6月7日、青島「映画の都」サミット創造都市インタラクティブ会談が青島の1907光影(ムービー)クラブで開催された。国連教育文化科学機関(ユネスコ)創造都市ネットワーク(UCCN)「映画の都」に登録されているイギリス・ブラッドフォード、イタリア・ローマ、オーストラリア・シドニー、ブラジル・サントス、マケドニア・ビトラの5都市と北京、上海など国内の創造都市および青島の各映画テレビ会社の代表が多岐にわたる議題を熱心に討論し、最終的に「映画の都・青島宣言」を発表し、青島が「世界映画の都」の地位を獲得するための「フォルティッシモ」を奏でた。
出席した来賓は映画融資、制作・管理、許可、知的財産権、青島文化創意産業投資戦略構想などの内容をめぐって、活発な討論を重ね、最終的に「映画の都・青島宣言」6大提言を採択した。
「宣言」には以下の6項目の提言が盛り込まれた。①映画と創造を都市の持続可能な発展のための重要な駆動力として、相互発展の知識と経験を分かち合い、都市の持続可能な発展に協力し合い、文化の多様性を保護し、世界映画文化の発展を推進し、人類福祉増進のために積極的に貢献する②定期的に映画の都・サミットを開催し、同時にメンバー都市、オブザーバー都市、映像教育、映像制作機関が参加する映像交流・協力イベントを開催する③UCCNの不断の発展、拡大を図り、映画を都市間の最重要の橋渡し役とし、「映画の都」メンバー都市間、その他の領域の創造都市間の協力を強化し、さらに多くの都市がUCCNに加入するように勧め、絶えずUCCNの影響力増進に努める④映画都市間の文化交流を強化し、映像文化交流を通じてメンバー都市間の経済、教育、科学技術、観光、スポーツなどの領域の交流を牽引することによって、都市開発のために一層開放的な人文環境を作る⑤「映画の都」の国際的な影響力を拡大し、「映画の都」間の交流チャンネルと交流分野を絶えず拡充し、その他の創造分野との交流を促す⑥常態的、長期効率的で持続可能な活動メカニズムを構築し、他の映画都市のためのサービスを充実させ、中国映画産業とも協力を深め、中国映画産業が国際舞台で繁栄できるようにリードする。
「宣言」は同時に、青島が「映画の都」を掲げる都市として、青島に世界「映画ベイ」の建設を計画しており、各「映画の都」のためにテーマ彫刻を設置し、「映画の都」パブリックアート彫刻公園を建設することを明らかにした。 (文・梁辰)
人民中国インターネット版 2017年6月26日
|