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HPEグローバル・ビッグデータ応用研究センターの完成予想図 |
6月9日、HPEグローバル・ビッグデータ応用研究センターの建設工事が、青島西海岸新区霊山湾映画テレビ文化産業区で始まった。中国移動、大連華信、北京明石、中国海洋大学など4機関が当日、HPEグローバル・ビッグデータ応用研究・産業モデル基地への入居契約にサインした。
2014年10月、HPEグローバル・ビッグデータ産業モデル基地が西海岸霊山湾映画テレビ文化産業区に登録し、「中国データの都」の全体計画「268スキーム」を策定した。これには、未来都市実験区とビッグデータ科学技術産業ニューシティーなど6大産業ブロックが含まれ、スマートビル、スマートホーム、スマートハウスキーピング、スマートヘルス、スマートアクセスなど8種類のスマートサービスを提供する。
HPEグローバル・ビッグデータ基地の中核ブロックとして、今回着工したHPEグローバル・ビッグデータ応用研究センターには10億元(約170億円)が投入され、2018年から供用を開始する。研究センターの主な機能はインキュベーターのマネジメント、政府、企業、大学、研究院・研究所、資本と起業型企業を結び付ける紐帯、ハブと位置付けられ、学科、学術、技術、産業、メカニズムなど5方面をリードする大型創新プラットフォームを形成する。
HPE(中国語ブランド名は「慧与」)はHewlett Packard Enterprise(惠普企業)の略称。2015年10月、惠普公司(HPI)はHPEとHPIの2社に分割し、それぞれ独立法人として上場した。HPEはサーバー、メモリー、ビッグデータ、ソフトウェアと企業サービスなどに専心し、HPIはパソコンとプリンター業務を経営する。(文・王凱)
人民中国インターネット版 2017年6月30日
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