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青島国家級青少年サッカー訓練センターが年末から運用開始

 

 青島市国家級青少年サッカー訓練センターの完成予想図

膠州鋪集鎮に建設中の青島市国家級青少年サッカー訓練センターが年末から運用を開始する。同センターのプロジェクトは総投資額3.4億元(約58億円)、5人制、7人制、11人制の標準競技場と訓練場の建設が計画され、主に旧膠州二中の施設のレベルアップ改造が行われている。

現在、新築中の総合ビルの主体工事は既に完了し、内部工事が行われ、2棟のマンションとレストランが内装工事中で、90%完成している。地上10階、地下1階の総合ビルは建築面積1.4万平方メートルで、宿泊施設、フィットネス、リハビリテーション、理学療法などの機能を備えている。同時に、当プロジェクトは旧膠州二中のレストラン、総合サービスビルなどの新改築、増築として行われ、改造面積は1.2万平方メートルに達するそうだ。

「中国サッカー協会は青島、武漢、大連、広州、成都の5都市を中国のサッカー発展実験都市として、それぞれ5カ所の国家級青少年サッカー訓練センターを設立し、青島国家級青少年サッカー訓練センターは2015年12月、正式に鋪集鎮に本籍を移転した」と、鋪集鎮の宋彬副鎮長は述べた。訓練センターは5人制、7人制、11人制の標準競技場と訓練場を建設し、同鎮を1300人の訓練生収容可能な全国5大訓練基地の一つとして打ち出す。「1期中に6面の11人制の標準サッカー場建設が既に着工しており、今年11月には引き渡しを終え、運用を開始する」と宋氏は説明した。

国家級青少年サッカー訓練センターが本籍を移転して以来、鋪集鎮はそのキャリアーとして、サッカーが特色の小さい鎮として売り出している。現在、すでに上海同済大学規画設計院と膠州市都市・農村規画設計院が協力して、5平方キロのサッカーを特色とする小鎮への計画調整と青島訓練センターの設計案を制作中である。プロジェクトは2期に分かれ、1期は青島訓練センタープロジェクトであり、2期は主に澄月湖南岸の訓練場、生活エリア、五つ星級ホテル、サッカー文化テーマパークやスポーツ産業パークなどの整備を行う。これらを基礎に、積極的に国際協力を図り、スペイン・カタルーニャサッカー協会の選手、コーチらとの協力し推進して行く意向である。 (文・陸波)

 

人民中国インターネット版 2017年8月29日

 

 
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