中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)代表、国家スーパーコンピューター天津センター応用研究開発部部長である孟祥飛氏は19日、インタビューに応じ、将来、中国のテクノロジー革新のエネルギーは絶えず放出される見込みで、科学技術者として、テクノロジー強国の建設に対する自信にあふれていると述べた。
孟祥飛氏によると、第19回党大会報告はテクノロジー業務に対して新しい要求を提出し、インターネットやビッグデータ、人工知能及び実体経済の深い融合を推進すると同時に、産学研が深く融合した技術革新システムを構築するとした。
「スーパーコンピューティングは、情報技術発展の核心的原動力及び基礎的な支えだ。スーパーコンピューティングは高性能チップや独自のOS、高性能ソフトウェアの開発を必要とするからだ。スーパーコンピューティングは、産学研が融合する接点でもあり、基礎科学、新材料、航空・宇宙、石油探査、設備製造など多くの分野で広範に応用される」と、同氏は語った
同氏によると、中国の次世代100京級スパコン「天河3号」の先行的研究作業は順調に進み、サンプル機が来年上半期に完成し、安定性をテストした後、2020年頃には全システムの配置を完了する見込みだという。
「現時点で、100京級の計算能力を有する国はない。米国、日本、中国などの国家を含む科学研究者はみな、この挑戦に取り組んでいる」と、同氏は述べている。
新華ネットより2017年10月20日 |