アッタード氏:私は開放的で向上する中国を見た

「中国の建築、都市と農村の姿、人々の生活によって、私には開放的で向上する中国が見えた。」とマルタの有名な写真家アレックス・アッタード氏は新華社の記者に述べた。 このほど、「一つの漫遊する目」と題する写真展がセントジェームスアートセンターで閉幕した。展示された作品はすべて、アッタード氏が中国各地を訪れて撮影した写真だ。

これらの写真の中で、北京オリンピックのメインスタジアム「鳥の巣」に関する写真はアッタード氏の撮影スタイルを十分に体現している。それは光と影の投射を通して建築の美が表現されている。「鳥の巣」は、建築物を撮ることに長けているアッタード氏が特にお気に入りの建築物だ。

「私は『鳥の巣』と国家大劇院が大好きだ。どちらもとても美しく、人々を驚嘆させる。」アッタード氏は、これらの現代建築と故宮などの中国の伝統建築が北京で調和して共存すると同時に、ランドマーク的建築物となっていることが、現代中国の開放と寛容を体現していると考えている。

中国の青年芸術家との交流イベントの中で、アッタード氏は深く感じたこととして、「これらの若者は皆優れた教育を受けており、その多くは米国やヨーロッパで長期間学習している。彼らは中国以外の世界を理解しており、知識を求め向上する精神にあふれている。」と述べた。

撮影のため各地を訪れた際、都市住民の暮らしや農村の姿など、そのすべてがアッタード氏に深い印象を残し、また彼の作品によって表現された。「中国人の生活が改善されており、社会は発展し、経済は豊かになっていることを見ることができた。」

新華ネットより2017年10月21日

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