習近平総書記は19大報告で、中国の主要な社会矛盾はすでに、人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へと変化していると提起した。
「主要な矛盾に変化が発生している」という重大な判断をした意義は以下の3点にある:
第1、党と国家がさらに全面的に人民の需要を分析、把握するのに役立ち、これは「人民を中心とする」という指導思想をさらにしっかり堅持し、人民大衆が素晴らしい生活を追求する各項目の需要を絶えず満足させる上で、重要な理論的な意義と実践的な意義がある。
第2は、実事求是(事実に基づいて真理を追求する)の精神で、新時代の中国の特色ある社会主義の主要な矛盾の主要な問題を反映している。現在と今後の長期的な観点から、この問題を解決するためには、革新、調和、グリーン・開放・共有の発展を通じて、地域格差、所得格差、都市・農村格差を絶えず除去し、人民全体に改革開放と発展の成果を享受させるよう努力しなければならない。
第3、この判断は中国共産党が実事求是、時代とともに前進する、理論と実際の連係を堅持するという重要な理論革新である。
(作者は同済大学国家創新発展研究院副院長)
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