郭業洲:「世界に広がる中国共産党の友情の輪」

中国共産党中央対外連絡部副部長の郭業洲氏

「中国共産党の友情の輪は世界に広がっている。この国際的な輪は各国の政界、執政党や参政党、政府側や民間など様々な層で構成されている」。中国共産党中央対外連絡部副部長の郭業洲氏は10月21日、中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)の第3回記者会見で以上のように述べた。

郭副部長はまた次のように述べた。第18回党大会以来、中国共産党は近い理念を持つ外国の政党との交流を重視し、異なる理念を持つ外国の政党との交流にも力を入れてきた。現在までに、中国共産党は世界160カ国以上の400余りの政党および政治組織と定期的な連絡を行っている。

この5年間、中国共産党の対外交流活動はしっかりと国家の重大外交アジェンダを中心としており、全力で国家の主権、安全保障、発展利益を保っている。G20杭州サミットから「一帯一路」国際協力サミットフォーラム、またBRICS首脳厦門会議に至るまで、中国共産党の外交はこのような重大な中国主催の外交活動において積極的な役割を発揮しており、同時に国際協力パートナーの力強い共鳴と支持を得てきた。

先日、習近平総書記は第19回党大会の開幕式で行った報告の中で、中国共産党は各国の政党および政治組織との交流・協力を強化すべきであると明確に提起した。また、中国共産党規約の修正案でも「独立自主、完全平等、相互尊重、内政の相互不干渉」の原則に基づき中国共産党と各国の共産党および各政党との関係を発展させることを求められている。

中日関係と中日首脳会談に関しては、郭副部長は次のように指摘した。

中日関係は現在新たなチャンスを迎えているが、いくつかの試練も存在している。中日両国はこのチャンスを活かし試練を乗り越え、中日関係を安定して改善し、良い方向に向けて発展させることを促進するべきだ。中日首脳会談は両国関係発展促進において極めて重要な意義を持っているが、国民の支持と理解が不可欠である。そのため双方が共に努力し、中日国交正常化45周年と「中日和平友好条約」締結40周年をよりよく記念し、中日関係の発展のために、より良い環境と雰囲気を作ることを我々は期待している。

「北京週報日本語版」2017年10月21日

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