世界の注目が中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に集まった。130以上の国のメディア記者が5年に1度の大会を機会に、活力に満ち、新時代に入った中国のイメージを全方位に再現しようと励んだ。
レバノンの『アルアハバル』紙編集長のオマル氏は、「世界貿易環境が悪化している中で、過去5年間、中国経済は中高速の成長を維持すると同時に、新たな発展理念を常に導入した」と述べ、新時代に入った中国経済がさらに競争力を持つことを信じていると語った。
外国の記者たちは、中国経済が安定成長を維持すると同時に、貧困脱却難関攻略を強力に推進し、社会の公正を促進したことに気付いている。パキスタンINP紙の記者、アサディ氏は文章の中で中国の貧困削減の成果を称賛し、「中国は国連のミレニアム開発目標(MDGs)の中の貧困削減目標を世界で最も早く実現した発展途上国となり、世界の貧困削減事業に重大な貢献をした」と述べた。
どのような道を歩むかは、すべての発展途上国が直面する大きな課題である。中国は実践の成功により、西洋諸国が設定したのとは異なる現代化の道を人々に示した。
『カメルーン・トリビューン』紙国際版の編集長、ヒルトン氏は、「中国共産党は自身が選択した道を堅く信じており、外界の騒音に邪魔されず、西洋のモデルを真似ることなく、外来の物事に対して国情に適するか否かを判断の基準とし、その他の発展途上国のために模範を示した」との見方を示した。
ここ2日、キューバの記者、フォント氏はカフェで社会主義について同業者と熱く語り合っている。彼女は、「中国が社会主義の道を堅持し、輝かしい成果を収めたことで、社会主義が人類の生存と発展の問題を解決するという説得力が増し、これは世界の社会主義事業にとって貴重な財産である」と話した。
国営フィリピン通信社PNAの記者、ムジコ氏は、第19回党大会報告から、対外開放拡大に対する中国の力と決意を読み取り、「これは中国と世界経済の連動が強まり続けることを意味しており、中国の経済構造の最適化と高度化が進むのにともない、より豊かな『中国の好機』が展開されるだろう」と述べた。
新華ネットより2017年10月24日 |