国内外の人々、中国の未来を期待

 

中国共産党第19期中央委員会第1回全体会議(一中全会)が25日、習近平同志を核心とする新たな共産党中央の指導機構を選出しました。新たに選ばれた中央政治局常務委員7人全員で臨んだ記者会見で、習近平総書記は中国の向こう5年間の発展の方向性を明らかにし、党の活動が目指す座標を明確にしました。国内外の関係者が習総書記によるこの談話を高く評価するとともに、中国の今後の発展に期待を示しています。

記者会見に参加した、米クーン基金会の会長であるロバート・ローレンス・クーン博士は、「今回の党大会では、『習近平新時代中国特色社会主義思想』および『一帯一路』、そしてサプライサイド改革など、重要な戦略的措置が党の規約に盛り込まれた。これらの政策は中国共産党が打ち出した『2つの100年』という奮闘目標を実現させるために非常に重要なものだ」と述べ、中国の発展に大きな期待を寄せました。

イスラエルの投資グループであるインフィニティ・グループは、香港から北京に進出したばかりです。同グループのアミール・ガル・オル会長はスマートフォンから、今回の会見の生中継を見ていました。アミール・ガル・オル会長は「中国が打ち出した『人類の運命共同体の構築』の理念が国際社会に広く受け入れられることを期待している。中国は必ずや世界でより重要な役目を果たすようになり、多くの人々に実利をもたらしていくだろう」と述べました。

多くの中国人にとって、習総書記は彼らの願いの代弁者であり、将来のより良く、より美しい生活の実現に向けて自信をつけさせてくれた存在でもあります。

中国国防大学の陶さんは「習総書記は、人民のどんなに小さな事にも慎重に対応し、より良い生活への人々の憧れを党の奮闘目標としなければならないと語った。これはまさに我々のような一般市民の願いであり、心強く思っている」と話しました。

宋婷婷さんは鉄道部門の職員です。彼女は「習総書記は中国の夢を語ってくれているが、実のところ、中国の夢とは私たち一人

ひとりの夢によって膨らませるものだ。鉄道部門で働く者として、私たちはしっかりとやるべき仕事を全うし、中国の夢の実現に自らの力を貢献していきたい」と語りました。

この他にも、多くの市民が、第19回党大会後の国家と国民一人ひとりの未来に期待を寄せています。

ある市民は、習総書記が2017年の新年のあいさつで用いたフレーズを引用して「『腕をまくって頑張ろう!』、素晴らしい青写真を前に、自分の事業に一生懸命に取り組んでいきたい」と、やる気を示しました。

IT業界に携わる市民は、「この業界がますます発展していくこと、今よりもう少し裕福になれること、一人ひとりが今よりも前進できることを希望している。これらを実現できるのが、良い発展の方向だ」と語りました。

さらに、ある市民は、「これからの生活がもっとスマートに、より快適で便利になってほしい。医療面でも、市民を対象により多くの優遇政策が出されることを期待している」と述べ、また、ある市民は「中国が世界の先頭グループを走り、経済発展と生活がより良くなり、さらなる富強が実現してほしい」と希望を語りました。(怡康、謙)

 

中国国際放送局日本語部より

 

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