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山東省で最大規模の中医薬局を備えた黄島中医病院で患者のために処方した中医薬を整理する薬剤師(写真・兪方平) |
このほど、「青島市中国医薬普及徹底発展戦略計画要綱(2016~2030年)実施案」が発表された。この案によると、2030年までに、青島を中国医薬に強い都市として整備し、全域を中国医薬サービスエリアとする。
また、この案は2020年までに、青島の全市民が基本的な中国医薬サービスを享受できるようにするとしている。人口1000当たり公立中国医薬系統の病院ベッド数を0.58床とし、同じく医療保健機関の中国医学(中医)系の有資格医師数を0.42人とする。全てのコミュニティーの保健サービス機関、鎮の診療所、村の医務室に中国医薬サービスの能力を持たせる。同時に、10人の「国医大師」、15人の「全国名中医」を育成、あるいは招請する。国家級、省級の中国医薬健康ツアーモデル区を10カ所、中国医薬文化を特色とする小鎮(街区)を10カ所設置する。
2030年までに、中医医療サービスを全市医療サービス全体の20%以上に増やし、基層医療サービスではこれを30%以上とする。基本的に、「国医大師」10人、「全国名中医(国家優秀中医臨床研修人材)」30人、「省・市名中医」300人、青壮年中医薬骨幹人材1000人、中医薬専門技能者1000人で組織される中医薬チームを形成する。 (趙波)
人民中国インターネット版 2018年1月2日
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