|
青島市博物館ブースで来場者に琴を弾いて聞かせているスタッフ(写真・王雷) |
このほど、最近の中国トップレベルの文創(文化・創意)グッズ展が青島で開催された。一つ一つのグッズが文創の翼を付けて、青島の日常生活に飛び込んできた。
故宮博物院が研究・開発した1962件(セット)の素晴らしい文創グッズ、欧米アーティストの手になる600件余の創意芸術品から「おしゃれ南区」「超美しい崂山」「映画の都」などの青島の特色が溶け込んでいるグッズ……昨年12月15日~18日、青島市政府と故宮博物院が手を携えて開催した2017青島国際文創グッズ・ウイークは、歴史文化を創意科学技術に融け込ませ、めったに見られないビジュアル盛宴を展開した。
|
文創グッズの製作過程を体験している来場者(写真・王雷) |
故宮博物院展示ブースで、家族とともに訪れた市民の朱玲玲さんは「千里江山図」「海錯図」「十二美人図」などの国宝の文創グッズに目を引き付けられたが、最終的には唐伯虎のレプリカと故宮の宮門のデザインがついた携帯電話ケースを購入した。今回のイベント会場に、故宮博物院は特別に600平方㍍の故宮の文創グッズブースを設置して、故宮博物院が近年、研究・開発した22シリーズ、258種、合計1962件(セット)の文創グッズを展示し、来場者が見て、感じて、親しみやすい故宮グッズを家に持って帰ってもらう趣向だった。
今回、青島が故宮博物院と連携して展覧会を開催したことは、また青島の文創グッズを世界に紹介する絶好の機会でもあった。国家一級博物館である青島市博物館、青島旧ドイツ総督楼博物館、青島ビール博物館などを含めて五十余の博物館が出展し、青島の文創グッズ展示の強大なマトリックスとなった。 (梁辰)
人民中国インターネット版 2018年1月2日
|