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インターネットで操作できるさまざまな「ネットクラフト」が展示されたハイアールのスマートホール |
昨年3月の上海家電博(AWE)期間、ハイアールはスマートホームをテーマとする発表会で、以下のシーンを描き出した。体験者は翌朝8時30分発の飛行機に出張に出掛けなければならないという設定だ。彼女はスマートホームのロボットと簡単な会話を通して、目覚まし時計を午前6時30分にセットするように指示し、ハイヤーの予約も依頼した……しかし、ロボットは「それではだめです」と言って言うことを聞かない。ロボットの分析には道理があった。データに基づいて分析し、体験者が明朝、空港に向かう道路は30分の渋滞に出遭うことが予想され、6時30分に起床したのでは、おそらく飛行機に間に合わないので、目覚まし時計を30分早めた方が良い、とロボットはアドバイスした。
このような人間的な対応は未来を十分に感じさせるが、現在、これはハイアールの人工知能(AI)領域における多数の「ビッグ・トリック」の氷山の一角に過ぎない。この発表会で、ハイアールはスマートホームのさまざまなシーン――応接間、台所、浴室、寝室など――の異なる物理的な空間で初めて161種類のスマートライフのシーンを想定し、インターネットによるスマート家電構成全体を通じて、あらゆるシーンで家電と家電の間のインタラクティビティー、人間と家電のインタラクティビティーを紹介していた。 (楊光)
人民中国インターネット版 2018年1月8日
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