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冬の日の出は海から―格別壮観で美しい |
雪に覆われた崂山は絵のように美しく、泡雪が山稜一面に舞うと、崂山風景区全体がメルヘンの世界になったようだ。樹上も、路上も新雪に覆われ、全ての山頂が雪化粧し、まっ白な雪の中に、赤や金色の落葉が見え隠れする光景にも趣がある。
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白雪に映える「崂泉銘」の石刻 |
山頂の摘星亭に立って遠くを眺めると、時に雲霧がからみついて、格段の壮観さだ。冬の崂山は雲海が最も現われ易い季節である。寒気が頻繁に南下し、雨雪の天気が比較的多く、谷底に水蒸気が充満し、雨や雪が降ったあと、雲海が形成され易い。雪化粧した九水観光地には、青い山、緑の樹木、清らかな泉、白い石がその間を飾り、黒、白、グレーのアンジュレーションが交互に映え、まるで広げた水墨絵巻のようだ。
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絵のように美しい冬日に輝く崂山 |
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樹氷のかなたにたたずむ崂山 |
雪景色の外に、霧氷や雨氷も冬の崂山の絶景であり、北九水には氷瀑もできる。谷にはつららが連なり、さらさらと流れていた谷川が凍結し、真っ白な「玉帯」となって、谷合をうねっている。紹介によると、景勝地の貯水量が十分で、気温が下がると、氷瀑、雨氷ができ、観光客を楽しませてくれるそうだ。 (馬暁婷)
人民中国インターネット版 2018年1月8日
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