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青島ハイアールがIoT時代の新理論「生活X.0」を提起

 2018創新年会で講演する張瑞敏ハイアールCEO(写真・楊光)

インターネットとモノ(IoT)時代とはどんな時代か?IoT時代の企業はどのように発展すべきか?企業とユーザーとの間にどんな関係が生れるのか?1月6日に行なわれた2018創新年会で、ハイアール(海爾)は再度次のような鮮明なテーマを打ち出して、その問題に答案を出した。「生活X.0とはIoT時代の素晴らしい生活風景と定義される」。ハイアールはさらに全く新たな概念「生活X.0」を世界のユーザーのために、IoT時代の素晴らしい生活図景として提起した。

ハイアールの最高経営責任者(CEO)の張瑞敏氏は次のように紹介した。「生活X.0」という言い方はエリック•シェイファーに啓発された。シェイファーは著書『インダストリーX.0』でデジタル時代のモデルチェンジに関する専門的な研究成果を披露している。この本で、シェイファーはインダストリー4.0、5.0などとは異なる観点を示し、彼はユーザーが欲しているのは、製品自体ではなく、製品がもたらすサービスプログラムだと考えている。言い換えれば、彼はIoT時代には製品経済は終結し、それに代わるものがサービスプログラム経済だと、考えている。

この観点とハイアールが2005年9月20日から提起し、模索を続けている「人単合一モデル」の理念は図らずも一致している。「人単合一モデル」で、ハイアールが重視しているのは、従業員とユーザーの距離ゼロ交流であり、従業員自らの価値とユーザーの価値の二つを合わせて一つにすることである。即ち企業は単純にユーザーのために製品を提供するのではなく、ユーザーのために解決プログラムを提供して、終身価値を創造する。

この基礎上に立って、張瑞敏CEOは思考を深め、「生活X.0」の概念を提起した。これはIoT時代の素晴らしい生活を指している。さらに同氏は「X」は不確定を代表しているが、この「不確定」はまた二重の意味があり、一つはIoT時代を指し、ユーザーの個性的な素晴らしい生活に対する要求はさまざまであることだ。二つ目は企業がエンドレスに解決法を求めに行かなければならないことを意味し、直ちにユーザーの要求を満足させる生活風景を創造することを通じて、ユーザーのその時の要求を即座に価値に換えなければならない。従って、「IoT時代の素晴らしい生活」が、IoT時代の企業とユーザーの関係に関するふさわしい注釈である。 (楊光)

 

人民中国インターネット版 2018年1月18日

 

 
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