2017年2月、成都とアルゼンチンのラ・プラタ市と友好都市関係を結んだ。現時点で成都の国際友好都市は33にまで増え、友好パートナーシップ都市は44に達している。

全域開放が深まるにつれ、すでに16カ国が成都に領事機関を設立する許可を得ている。「友人グループ」の広がりが「財産圏」の広がりをもたらしている。

世界トップ500企業の中で278社が成都に拠点を構え、そのうち201社が国外企業で、成都に拠点を置く外資企業は6650社余りに及ぶ。インテル、一汽フォルクスワーゲン、シーメンス……。こうした世界トップクラスのブランドが成都に対する投資を増やしている。

『フォーブス』誌が先ほど発表した今後10年で最も快速に発展する都市リストでは、成都は第一位となっている。

　「成都が北京・上海を除くと中国で一番世界トップ500企業の密集度が高い」という事実を解釈する時、現任の成都市投資促進委員会の陳賦副主任は、その他の同類の都市に比べると、成都は居住環境が快適で、広い経済後背地を持ち、人材資源が豊富で、産業付属施設が整い、ビジネス環境に優れ、行政事務サービスが規範的という相対的な6つの強みを持っており、これらはすべて世界トップ500企業を次々と引き付ける重要な要因となっていると分析する。