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国家深海基地の「深海に行こう」ホールに陳列されている中国の各分野の科学研究設備の模型(組み写真) |
ある冬の日、青島市即墨区鰲山衛の「鰲頭」は、静かに広大な黄海に面していた。前方にある大きな突堤は大海に切り込み、両側の草島、柴島の二つの島をぐるりと取り囲んで、静謐な小さい湾を懐に引き寄せている。
ここは国家深海基地、中国大型深海装備事業化推進支援基地であり、世界で5番目の深海技術支援基地だ。中国深海科学調査の最も中核をなしている深海探査艇「蛟龍(こうりゅう)」号がここに、「安住」している。1月上旬、「『蛟龍』号有人潜水艇の研究・開発と応用」プロジェクトとして、国家科学技術進歩賞1等賞を授与されたことに伴って、ここは再び世間の目を引いた。 (写真・李紫恒)
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国家深海基地から見た風景 |
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「蛟龍」号が採集したコバルト団塊の標本 |
人民中国インターネット版 2018年2月9日
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