2017青島マラソンには内外から2万人の選手が参加し、沿道の観衆は30万人に達した（写真・周光輝）

このほど、2017中国マラソン大会表彰パーティーが上海で開催され、青島で行われたマラソン4大会が表彰された。そのうち、ハイアール•2017青島マラソンに銅賞、青島花園ハーフマラソンに特色大会賞、青島•西海岸ナイト国際マラソン、青島海上国際マラソンには優秀コース賞が授与された。

青島マラソンは12年ぶりに開催され、これは青島が再度、市街地で開催される国際高規格マラソン大会の開催都市に復帰したことを意味している。ほとんどのコースは海沿いの名所や観光スポットを通過し、青島の「赤い瓦屋根と緑の森、青い海と青い空」のたおやかな風景、「セーリングの都」の限りない魅力と「山と海に囲まれた都市」の特色を前面に打ち出している。統計によると、2017青島マラソンには約7万人の国内外選手と観光客が訪れ、沿道の観衆は延べ30万人に達し、マラソン大会がもたらした直接的な経済効果は1.8億元（約31億円）に上った。

青島海上マラソンで「海を跨いで波を追う」―海上大橋を疾走する選手（写真・周光輝）

青島•西海岸ナイト国際マラソンは中国大陸初のナイトマラソンであり、海上国際マラソンは世界初のコースの大部分が海上大橋上に設けられ、参加選手は「海を跨いで波を追う」と同時に、膠州湾の凄まじい勢いの波濤を心ゆくまで楽しむことができる。この外、紹介したいのは、先日発表された2017アウトドアスポーツのランキングリストに、青島海上国際マラソンが中国の2大陸上競技大会―1981年に創設された北京マラソンと1996年に始まった上海国際マラソン―に比肩する大会として、最もクールなマラソン大会のTOP 3に加えられた。

青島・西海岸ナイト国際マラソン（写真・王凱）

青島マラソンは今年、全面的なレベルアップを進めている。中国中央テレビ局（CCTV）全行程実況中継を実現する外に、エントリー選手数の上限を2万人から3万人に引き上げる。自らの向上努力によって、青島マラソン大会は急速に全国的に有名なブランド大会になることが有望視されている。 （孫飛）

人民中国インターネット版　2018年2月9日