紫砂の急須や茶杯は、すでに広く普及している工芸品ですが、それは非常にすぐれた塑像の素材でもあります。焼成ののち、光沢を帯び、光の反射を和らげ、その物のフォルムをはっきりと示します。装飾となる絵を施すことにより、その天然の色、光沢との相乗効果が生まれます。 現代の紫砂芸術の創作は、幅広く、茶道具の領域に留まりません。ここでは、紫砂工芸の大型の塑像作品をお見せします。