葛氏旧居
 葛氏旧居は、江蘇省宜興市丁蜀鎮華都小区北中荘村6号にあり、2009年5月、宜興市人民政府により市レベルの重要文化財として指定されました。
 葛氏旧居は、丁山で陶器の製造・販売業を営んでいた葛家の邸宅で、清の咸豊年間に建てられたもの。建物は南向きで、南北に3棟が連なります。
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紫砂芸術

 紫砂の急須や茶杯は、すでに広く普及している工芸品ですが、それは非常にすぐれた塑像の素材でもあります。焼成ののち、光沢を帯び、光の反射を和らげ、その物のフォルムをはっきりと示します。装飾となる絵を施すことにより、その天然の色、光沢との相乗効果が生まれます。
 現代の紫砂芸術の創作は、幅広く、茶道具の領域に留まりません。ここでは、紫砂工芸の大型の塑像作品をお見せします。

紫砂とは
 紫砂とは、主に江蘇省宜興(ぎこう)市の丁蜀(ていしょく)鎮一帯で産出される陶器用の土です。採掘された陶器の原料状態のものを紫砂泥(しさでい)と呼びますが、これには基本的に紫泥、緑泥、紅泥の3種類があり、一般に「富貴土」と呼ばれています。ほかにも、白泥、烏泥、黄泥などがあり、宜興で産出されるため、古くから「宜興紫砂」と呼ばれてきました。
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