『中国新聞週刊』新たな征途

2017-12-08 15:51:48

  

2017年10月30日

 10月24日、1週間にわたった中国共産党第19回全国代表大会(党大会、19大)が幕を閉じた。本大会は中国の未来に向けた意気込みにあふれる壮大な青写真を描いた。中国はその計画に基づいて2020年に小康社会の全面的完成を実現し、その後15年かけて社会主義現代化を基本的に実現し、それからその土台の上でさらに15年かけて2050年までに富強・民主・文明・調和の美しい社会主義現代化強国を築き上げる。これも中国共産党の今後30年間の執政目標であり、この目標の実現は中国が歴史において「国強必覇(国は強くなれば必ず覇を唱える)」のロジックを転覆させることを意味する。なぜなら中国は完全に自身の積み重ねによって発展してきた国であり、外国を略奪したこともなければ植民地化したこともなく、また国外に対立や危機を押し付けたことなく、平和的で多方面が利益を受ける発展モデルを採用している。19大は中国が新時代に入ったことを象徴している。中国共産党は中国人民を率い、より自信とゆとりをつけ、より知勇と気迫を持ちながら新たな征途を踏み出し始めた。

 

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