『三聯生活週刊』投機的な不動産投資の終結?

2019-02-02 09:35:26

 

20181112

 不動産産業は中国経済に不朽の貢献を果たした。過去の住宅不足の時代、不動産市場を刺激したことは、中国の経済成長を急速にけん引することにつながった。しかし現在、中国経済にとって不動産の意味は大きく変わってきている。不動産産業を刺激すれば、利益よりマイナスの影響の方がより一層大きくなるかもしれない。これが、今中国経済が厳しい試練に直面しているにもかかわらず、不動産市場を長らく刺激していない理由でもある。一般人は、住宅の価値を改めて考え直す必要がある。以前は、不動産の購入はインフレ対策だけでなく、経済的自由を実現する手段でもあった。そのため、中国人は住宅に対して特別な執念を持っており、住宅を持たない人は常に家を購入したいと思っており、住宅を持っている人はもっと多くの物件を購入したいと思っている。しかし、もし住宅市場の需給が逼迫せず、不動産税も最終的に実施されれば、過剰な住宅は経済的自由を実現する手段ではなく、重い負担となるかもしれない。もちろん、この情況になる前提条件として、「投機用の住宅購入の制限」という関連政策が堅持され、さらに政府の一時的コントロールから長期的に効果のあるメカニズムに変わる必要がある。

 

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