『中日韓三国“性向詞匯”及文化比較研究』

2018-01-23 15:14:15

施暉 栾竹民 著

 「性向語彙」とは、対人評価語彙とも言い、「不精者」「頑張り屋」のように、人間の生まれつきの性格や恒常的な行動の仕方を社会的規範に照らして、評価の観点から表現する言葉のまとまりであるとされる。本書はまず計量的分析を通して中日韓三国語における「性向語彙」の全体像を体系的に究明した上、さらに対人評価意識についての記述、比較によって、三国民の道徳観、価値指向、行動規範、人間像等の違いを明らかにするだけでなく、三者の相違を生成させた文化的要因についても言及している。この結果は多言語間の言語文化の対照研究および異文化交流に寄与するものとなる。(外語教学与研究出版社 20176月 75元)

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