『読懂中国』シリーズ

2018-07-31 16:13:51

 鄭必堅 陳晋 他 著

 同シリーズは中国国家創新発展戦略研究会と中国外文出版発行事業局(中国国際出版集団)が「中国を読み解く」というテーマをめぐって、中国の各分野の専門家を招き、共同編さんした一般向けの理論的な書物だ。習近平「新時代の中国の特色ある社会主義」思想と中国改革開放40年間の歩み、特に201211月に開催された中国共産党第18回全国代表大会以降の中国政府の重要な政策、収めた重要な成果や直面している新たな情勢と新たな課題などの焦点について専門的な論述を行っている。例えば中国が「国が強くなると必ず覇権を求める」という道を歩むのではないかという問いや、中国共産党とはどんな政党なのかという問いに対する答え、中国の国政運営能力と行政システム、農業と農村問題、法治、グリーン発展の道、宗教、科学技術の発展、貧困支援政策などを含み、あらゆる角度から現代中国の真実の姿を反映している。同シリーズの著者は全て当該分野の権威ある専門家で、中国の「平和的台頭」論の提唱者である鄭必堅氏、中国共産党基本理論専門家の何毅亭氏、著名な経済学者の呉敬璉氏、中国科学院院長の白春礼氏らが名を連ねる。シリーズは合計で22巻あり、現在すでに中国語版15巻、英語版7巻までが出版されている。中国語版と英語版の全巻は11月に発行される見込みだ。

(外文出版社 <ハードカバー15巻まで>20185月 1119元 <ペーパーバック15巻まで>20184月 818元 <英語版7巻まで>20185月 764元)

 

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